家計に打撃を与え続ける食料品価格の上昇!?…実質賃金はマイナス
こんにちは。
日々変化する経済の動向。
資産の運用や管理などにも少しでも
役立ててほしいと思い、お金のミニ
コラムをお届けします。
目次
家計に打撃を与え続ける
食料品価格の上昇!?
…実質賃金はマイナス
総務省が21日に発表した2月全国消費
者物価指数(CPI)で、コアCPI (生鮮食
料を除く)は前年同月比+3.0%と3ヶ月
連続で3%台に乗せました。
物価上昇率を重視してきた日銀の今後
の政策見通しは?

【実質賃金はマイナスの状況…】
連合(日本労働組合総連合会)による
春闘での賃金妥結の第1回集計に基
づくと、
今年の平均賃金上昇率は前年比+3.0
%程度になると予想されていますが、
2月のCPIは総合では前年同月比+3.7
%となっており、
今年の春闘の結果を踏まえても、賃金
上昇率が物価上昇率に追いついていな
い状況(実質賃金マイナス)が続きます。
昨年5月まで過去最長の26か月マイナ
スとなったあと、一時はプラスに転じ
た実質賃金ですが、これはボーナス上
振れ分によるものです。
実質的には34ヶ月連続マイナスとも言
え、苦しい状況が続きます。

【基調的なインフレとは言い難い…】
コメや生鮮食品、その他食料品の価
格高騰によって消費者物価は上振れ
ていると言えます。
これは消費全体 に占める食料品の割
合(=エンゲル係数)が高い低所得層の
生活に大きな打撃となっています。
足元のエンゲル係数は1980年以来と
なる30%台を記録しています。
ただ海外物価や円安の影響が大きい
食料やエネル ギーを除くCPIは、2%
の物価目標水準を大きく下回る前年
同月比+1.5%となっており、基調的
な物価上昇率が上昇しているとは言
えません。
この点からも日銀の金融政策は当分
様子見姿勢になると見られています。

先週の株式&為替相場(前週末比)
日経平均:37,677円(+623円)
ドル円:149.50円
NYダウ:41,985.35㌦(+497㌦)
先週の日経平均株価
先週の日経平均株価は2週連続の上昇
となりました。
下げ基調が続いていた米国株が切り返
してきたことを好感、下値不安が大き
く後退しました。
日銀金融政策決定会合と米FOMC (金
融政策を決める会議)は共に大方の予想
通り、政策金利据え置きが決まり波乱
要因になりませんでした。
⇒米国株式市場は不安定ながらも、多
少落ち着きを取り戻してきました。
ただし米国は4月2日に例外なしの相互
関税導入を予定しており発行猶予の可
能性は低いと見られています。
米国経済への悪影響や貿易相手国の輸
出産業に対する逆風も想定され、予断
を許さない状況です。
【資金の流れ】
半導体関連株 ⇒ 銀行株
円 ⇒ 米ドル

日銀がしばらく追加利上げに
動けないとされる理由
【解説】
日銀は3月18日~19日の金融政策決定
会合で、大方の予想通り現状維持を決
めました。
1月に追加利上げを 決めた時点と比べ
ると、経済・金融環境は大きく変化し
ており現時点での早期の利上げは見通
せない状況です。
【ポイント】
米国経済への懸念が大きい中で日銀が
利上げに動くと、昨年7月のような急
速なドル安円高に向かいかねません。
また日本の政策金利は既に中立水準の
領域に入ってきており、今後の追加利
上げには慎重になると思われます。
【今後の影響】
日銀は特に米国経済の減速リスクを警
戒しており、それが見極められるまで
には数ヶ月の時間が必要と見られます。
そうした点からも日銀が次に追加利上
げに踏み切るのは9月、早まったとして
も7月と予想されています。

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