米0.5%利下げも為替は安定!?…今後を占う日米の金融政策見通し

お金のコラム

こんにちは。

日々変化する経済の動向。

資産の運用や管理などにも少しでも
役立ててほしいと思い、お金のミニ
コラムをお届けします。

 

米0.5%利下げも為替は安定!?

…今後を占う日米の金融政策見通し

今後の株価動向や為替動向を見通す
上で、日米の金利差がどの程度のス
ピードで縮まっていくかは重要なポ
イントになります。

ひいては日米の金融政策動向に注視
する必要があるため、見通しをまと
めました。

【米国の利下げペース鈍化…】

米FRBはおよそ4年半ぶり、しかも
0.5%の大幅利下げに踏み切りまし
た。

米国利下げはドル安円高材料にもな
りますが今のところ為替市場は安定
しています。

これは日米の金融政策見通しが若干
変化したことによる ものです。

米FRBは大幅利下げを決断した一方
利下げペースは落ちると見られ、
年内あと1回(0.25%) との予想も
多くなっています。

足元の消費者物価指数(CPI)上昇
率は3%台で推移するものの利下げ
によりインフレが再燃すれば米経済
に悪影響を与えるリスクもあるため、
慎重に判断していくものと思われます。

 

【日本の利上げは選挙結果に左右される…】

9月20日の金融政策決定会合では、日
銀は大方の予想通り金融政策の維持を
決めました。

次期の追加利上げは来年1月と予想され
ていますが、日米の選挙次第で後ずれ
する可能性も高まります。

国内では自民党総裁 選により利上げに
否定的(緩和路線継続)な高市氏が選
出されれば、日銀も一定程度制約を受
けそうです。

米国大統領選においてはトランプ氏が
再選する場合、米FRBに積極利下げを
迫りさらにドル安政策を公言すると見
られます。

大きな円高圧力が掛かることになり、
日銀としては追加利上げに動きづらく
なります。

先週の株式&為替相場(前週末比)

日経平均:37,723円(+1,142円)

ドル円:143.80円 

NYダウ:42,063.36㌦(+670㌦)

先週の日経平均株価

先週の日経平均株価は大幅上昇
なりました。

米FRB(日本で言う日銀)の大幅
利下げが今後の米景気を支えると
好感されたことで、リスクを取り
やすくなった海外投資家の買い
日本株にも入りました。

日銀の金融政策決定会合について
は、想定通り現状の金融政策が維
持されました。

⇒米FOMC(日本で言う金融政策
決定会合)では通常の2回分に相当
する0.5%の大幅利下げが
決まった
反面、今後の利下げペースは鈍化
る可能性が示唆されました。

事前に大幅な円高が進んでいたこと
もあり、ドル円は材料出尽くし感か
円安方向へと振れています。

【資金の流れ】
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円 ⇒ 米ドル

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ています。国内登録の有無は金融先物
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取引を思い立った際には慎重にFX会社
選びを進める必要があります。

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