予想よりも健闘したハリス氏!?…米大統領選を占うTV討論会の内容

お金のコラム

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予想よりも健闘したハリス氏!?

…米大統領選を占うTV討論会の内容

ABCニュース主催の米国大統領候補
TV討論会が、米国時間9月10日にペ
ンシルべニア州で行われました。

民主党のハリス氏、共和党のトラン
プ氏は互いに譲らず、激しい論戦を
繰り広げましたが、その内容とは。

【失点の無かったハリス氏…】

事前予想では討論やインタビュー経験
が少ないハリス氏のディベート力が不
安視されていましたが、実際はトラン
プ氏に引けを取らない強い姿勢を見せ
つけ、予想外に健闘したと言えそうです。

ハリス氏は移民2世、 非白人、中間層
出身という自身のバックグラウンドを
政策と重ねる形でアピール。

経済政策では、低所得者向け税控除、
低所得者向け住宅購入支援、物価押し
下げなど中間所得層支援物価高対策
を柱とする独自の経済政策を改めて強
調しました。

多くの論点について淀みなく発言し、
論戦を有利に進めたと言われます。

【失言も見られたトランプ氏…】

一方トランプ氏は「移民がペットの
犬を食べている」や「移民流入のせ
いで、米国内で重大な犯罪率が上昇
している」などの発言が、事実に基
づかないとして失点と言われています。

移民問題をクローズアップする狙い
の発言が裏目に出たと言えそうです。

大統領選に向けては通常、2~3回の
TV討論会が実施されることが多いで
すが、トランプ氏は次回討論会を拒
否しており、今回が最初で最後とな
る可能性も出てきています。

民間の世論調査ではハリス氏優勢
の見方が強まりましたが決定的では
なく、今後も動向には要注目です。

先週の株式&為替相場(前週末比)

日経平均:36,581円(+190円)

ドル円:140.70円

NYダウ:41,393.78㌦(+1,048㌦)

先週の日経平均株価

先週の日経平均株価は小幅上昇
となりました。

前週からの下落の流れにより11
日まで7日続落となりましたが、
12日には米国株の上昇を受け今
3番目の上げ幅を記録し、週間
では
プラスとなりました。

ただ日銀の追加利上げリスクを前
に円高が進んでおり、上値は重い
状況と言えます。

⇒今週は17~18日の米FOMCと19
~20日の日銀金融政策決定会合に
注目が集まります。

米国では利下げ幅0.25%が濃厚
見られているものの、もし0.5%の
利下げに踏み切った場合は
大きく
円高に振れるリスクがあります。

日銀に関しては現状維持と見られて
います。

【資金の流れ】
輸出関連株 ⇒ ディフェンシブ株
米ドル ⇒ 円

注目の自民党総裁選と
株式市場への影響

【解説】

27日の投開票日まで2週間を切った
自民党総裁選

過去最多となる9人が立候補し、ま
さに混戦の様相です。

各候補が掲げる経済政策や早期の解
散総選挙の有無は金融市場への影響
もかなり大きいため、注視が必要です。

【ポイント】

岸田政権の支持率が低かった分、新
政権へのさらなる政策期待から選挙
後は株価上昇が見込みやすい状況
なります。

内閣支持率と株価は正の相関がある
とされるため支持を得られるリーダ
ーの誕生に期待したい所です。

【今後の影響】

早ければ今年10~11月にも解散総選
が見込まれます。

海外投資家の日本買いが再開するとの
見方から、首相候補者の公約に応じた
関連株は早くも活発化しています。

しばらくは政治動向が重要なテーマ
なりそうです。

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