AI相場の先行きを占う!?…注目の集まる米エヌビディアの決算発表

お金のコラム

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AI相場の先行きを占う!?

…注目の集まる米エヌビディアの決算発表

米半導体大手エヌビディアは28日、
2024年5~7月期の決算を発表します。

人工知能(AI)向けの半導体で独走状態
を維持し、市場予想を上回れるか
焦点です。

日本株式市場への影響も大きいため
注目です。

【好業績が期待される…】

事前の市場予想では、5~7月期の
業績は売上高が前年同期比2.1倍
約286億㌦(約4.15兆円)、純利益
2.4倍約149億㌦(約2.16兆円)とな
る見通しで、これを上回れるかどう
かに注目です。

好業績が見込まれる背景にはテック
大手によるAI半導体への巨額投資
あります。マイクロソフトやアルファ
ベットなどは 生成AIの性能向上を競
っておりAI半導体をかき集めています。

データセンター向けAI半導体でエヌ
ビディアは23年には全体シェアの約
8割を占めており、22年以降の生成
AIブームの恩恵が集中してきたとも
言えます。

【日本株へも影響大…】

エヌビディアの業績は米株式市場に
大きな影響を与えます。

今年5月に発表された2~4月期決算
では、前年同期に比べ売上高3.6倍
純利益7.3倍と市場予想を大きく上回
る業績を発表したことでエヌビディア
祭りとなりました。

ハイテク株比率の高いナスダック総合
株価指数は7月には史上最高値を更新
しました。

またAI 需要の動向は、供給網の一端
を担う日本の半導体銘柄にも大きな
影響があります。

一部でバブルという指摘も出ている
なかで、力強い決算や受注動向を示
して市場の不安を払拭できるか、注
目の集まるところです。

先週の株式&為替相場(前週末比)

日経平均:38,364円(+302円)

ドル円:144.29円

NYダウ:41,175.08㌦(+516㌦)

先週の日経平均株価

先週は2週連続の上昇となりました。

38,000円を挟んでもみ合いとなった
もののこれまでの急騰に対する反動
は限定的に留まりました。

月初の株価下落の要因だった米国の
景気後退懸念が好調な経済指標によ
り比較的早い段階で緩和したことで
投資家心理が上向きました。

米国では9月利下げ開始がほぼ確
実視されるなかでリスク資産の株に
資金が向かっており、7月につけた
史上最高値(41,198㌦)に迫っています。

28日発表予定の米エヌビディアに
が集まっており、米国株、日本株
ともこの結果に一喜一憂する展開と
なりそうです。

【資金の流れ】
ディフェンシブ株 ⇒ ハイテク株
米ドル ⇒ 円

日本でも当面は2%超のインフレが
続く見込み

【解説】

2年以上に渡り前年比2%超えで推移
してきた消費者物価指数(=インフレ
の指標)上昇率ですが、今後も当面は
2%を上回る伸びを続ける可能性が高
いと見られます。

生活コストの上昇が懸念されており
注視が必要です。 

【ポイント】

最大の要因はエネルギー価格の再上
です。

政府は酷暑乗り切り緊急支援として
8~10月に電気代・ガス代の 補助金
を出しますが、原油や天然ガスの輸
入価格上昇は続いているため補助金
終了後は上昇圧力がかかります。

 

【今後の影響】

ただ生活の多くを輸入に頼る日本で
は、為替レート資源価格が大きく
変動する場合には、輸入物価の変動
を通じてインフレ率にも大きな影響
が出ます。

そのため日々の市場動向をチェック
することは重要と言えます。

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