ビットコインに吹く追い風とは!?…トランプ氏の支援表明の裏側
こんにちは。
日々変化する経済の動向。
資産の運用や管理などにも少しでも
役立ててほしいと思い、お金のミニ
コラムをお届けします。
目次
ビットコインに吹く追い風とは!?
…トランプ氏の支援表明の裏側
今年3月に史上最高値の7万㌦台を
つけたあとは荒い値動きの続いて
いるビットコイン。
直近ではトランプ前大統領が支援
を公約に掲げたことで再び上昇基
調です。
政治的な色の強い上昇ですが今後
のゆくえは?
【2024年前半の上昇要因は…】
2024年のビットコインは複数の追い
風に支えられて3月まで急速に上昇し
ました。
まずは1月10日に米証券取引委員会
(SEC)が、ビットコインを運用対象と
する現物ETF (上場投資信託)11本を承
認したことです。
投資対象としての信頼性が高まると共
に、個人投資家の投資のハードルが下
がりました。
そして米FRBの利下げ期待です。
金利が低下し安全資産の期待リターン
が低下するとハイリスク・ハイリター
ンを志向する投資家が増えるため、
ビットコインにプラスとなります。
これらの追い風はしばらく続くと見ら
れています。
【トランプ氏の支援表明…】
直近再び7万㌦近くにまで押し上げた
のがトランプ氏です。7月27日に開催
されたビットコイン会議2024で演説を
行い、大統領に再選されれば米国を
「地球上の暗号資産の首都、ビット
コイン超大国」にすると豪語しました。
以前はビットコインは詐欺だと述べ
否定的だったトランプ氏が突然意見を
変えたのは、大統領選 に有利になる
からと見られます。
若者の評価を集めつつ、暗号資産業界
から選挙資金を集めることにも繋がり
ます。
政治色の強い支持と言えますが、価格
を動かす十分な影響力を持つため期待
感が高まっています。
先週の株式&為替相場(前週末比)
日経平均:35,909円(-1,758円)
ドル円:146.57円
NYダウ:39,737.26㌦(-857㌦)
先週の日経平均株価
先週は3週連続で4ケタの大幅下落と
なりました。
日銀の金融政策決定会合で追加利上
げが決定され、さらに米国では9月
の利下げ期待が高まったことで日米
の金利差縮小が意識され一気に円高
ドル安が進みました。
円高による業績悪化懸念から輸出株
を中心に売られました。
⇒日経平均が史上最高値を更新した
7月11日、予想PER(株価収益率)は17
倍超に達しましたが、円安進行で1株
利益が今後切り上がるとの期待が前提
にありました。
ただそこから短期間で十数円も円高が
進み、株高見通しの前提が崩れていま
す。為替が落ち着くのが待たれます。
【資金の流れ】
輸出関連株 ⇒ ディフェンシブ株
米ドル ⇒ 円
歴史的な円安も修正局面へ、
今後の日米金融政策の見通し
【解説】
7月末、日銀の追加利上げ実施と
米FRB (日本で言う日銀)の9月利下
げ示唆の合わせ技により急激に円
安修正が進みました。
足元では146円台と2月以来の円高
水準に達し、歴史的な円安は修正
局面に入ったと言えます。
【ポイント】
現在為替市場では、日銀による更
なる追加利上げ(12月)と米FRBの
2回(9月,12月)の利下げが予想され
ています。
年末時点では1㌦=140円台程度と
予想されており、国内の輸入物価
高懸念も一旦落ち着きそうです。
【今後の影響】
年内あと1回の追加利上げが実施
されると、日本の政策金利(短期
金利)は0.75%程度まで到達します。
ただ 足元の利上げ局面の最終到着
点(ターミナルレート)は1.0%と見ら
れており過度な利上げは無さそうで
す。
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本資料は資産運用の参考となる知識構築を目的と
しており、投資勧誘を目的として作成したもの
ではありません 。
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行ってください。なお記載あるデータおよび表現等の
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