日銀の追加利上げによる住宅ローンへの影響は!?…今後の見通しを解説

お金のコラム

こんにちは。

日々変化する経済の動向。

資産の運用や管理などにも少しでも
役立ててほしいと思い、お金のミニ
コラムをお届けします。

日銀の追加利上げによる住宅ローンへの影響は!?

…今後の見通しを解説

日銀のマイナス金利政策解除を受け、
住宅ローン利用者の約7割が選択して
いると言われる変動金利型の適用金利
も上昇する可能性が高まっています。

「金利ある世界」への備えが必要
なってきています。

 

【すぐには影響ないものの…】

変動金利の条件は各金融機関が設定
する短期プライムレート(短プラ、
1年未満貸出金利)を基準に、顧客
の信用度などに合わせた優遇幅を引
いて決められます。

三菱UFJと三井住友銀行はマイナス
金利解除を受け ても短プラ(1.475%)
を据え置く
ことを決めており、他の

金融機関でも同様の対応が予想され
るため、 すぐに変動金利型ローンの
適用金利が上がるケースは少なそうです。

ただし日銀がこの先、政策金利の追加
引上げ
に動く際には各行が短プラを

引き上げる可能性は高く、家計にも
影響してくることが予想されます。

【5年ルールもあるが…】

日銀の追加利上げに関しては今年の
7月もしくは10月という予想が多く
なっています。

変動金利型ローンの 適用金利に関し
ては7月利上げであれば25年1月~
10月利上げなら25年7月~返済分から
適用されることとなります。

ただ元利均等方式では返済額の見直し
5年ごとに設定(5年ルール)している
金融機関も多くその場合すぐに毎月の
返済額が上がることはありません。

しかし返済額に占める利払いの比率
が増えるため元金が減るペースが落ちる
ことには注意です。金利上昇を見据え、

一度家計を見直す必要もありそうです。

先週の株式&為替相場(前週末比)

日経平均:40,888円(-981円)

ドル円:151.40円

NY株式:39,475.90㌦(+2,181㌦)

先週の日経平均株価

先週は3週ぶりの反発、2,000円超えの
大幅高となりました。

注目された日銀会合ではマイナス金利の
解除に加えて長期金利操作の撤廃などが
決まりました。

ただいずれも事前に織り込みが進んで
いたことで逆に先行き不透明感の払拭に
繋がりその後強烈な買いが入りました。

⇒米FOMC (日本で言う金融政策決定
会合)では年3回の利下げ見通しが維持
されたことが好感
されて、主要3指数
(NYダウ、NASDAQ、S&P500)が
そろって史上最高値を更新しました。

NYダウは節目の40,000㌦を超えられ
るかに注目ですが、利益確定売りも
多くなりそうです。

【資金の流れ】
内需株 ⇒ 輸出関連株
円 ⇒ 米ドル

最高値更新で注目の集まるビットコイン

【解説】

代表的な暗号資産(仮想通貨)ビット
コインは3月に7万㌦台
に乗せ過去
最高値を更新しました。

2030年には 150万㌦という驚愕予測
も出始めており注目されています。

一方で過熱感を指摘する声もあり
注意が必要です。

【ポイント】

2004年に金ETFが初めて上場した
際には、機関投資家や個人マネーが
流れ込みドル建て金価格は約5倍
上昇
しました。

24年1月に承認されたビットコイン
ETFは二匹目のドジョウとも言える
ため、資金流入しています。

【今後の影響】

現在は先進国の中銀がビットコイン
(BC)を保有する可能性は極めて低く
金と同様の扱いには成り得ません。

ただ今後世界の分断が進みドル経済圏
から離脱
したい国や人が増えれば、

BCの魅力が増すこともありそうです。

****

本資料は資産運用の参考となる知識構築を目的と
しており、投資勧誘を目的として作成したもの
ではありません 。

投資に関する最終決断に関してはご自身のご判断で
行ってください。なお記載あるデータおよび表現等の
欠落・誤謬につきまして、当社は責任を負いかね
ますのでご了承ください。

****

マイホームの購入、住宅ローン、
ライフプランのご相談は
おうちの買い方相談室名古屋西店まで
お気軽にご相談ください。

すべて無料で住宅購入の夢を
サポートいたします。

無料個別相談のご予約はこちらから