エネルギー危機により世界の脱炭素が急速に進む!?…原油価格の見通し
こんにちは。
先週の雨で一気に気温が下がり
秋を通り越して冬が来てしまった
ようですΣ(゚д゚lll)
体調管理に気をつけたいですね。
さて、今週もお金のミニコラムを
お届けします。
目次
エネルギー危機により世界の
脱炭素が急速に進む!?
…原油価格の見通し
国際エネルギー機関(IEA)は10月24日に
「世界エネルギー見通し2023」を公表
しました。
そこでは 化石燃料の需要は2030年
までにピークを迎えると予想されて
います。
今後の見通しについてまとめます。
【化石燃料時代の終焉…】
日本ではガソリン補助金制度が
昨年初から続けられており、
さらに来年春まで延長される
見込みです。
その影響もあり新型コロナ問題や
ウクライナ問題をきっかけとする
エネルギー価格高騰のもとでも
脱炭素に向けた機運はそれほど
高まっていません。
ただ世界の潮流は変化しており、
IEAは世界的なエネルギー危機が
化石燃料時代の終焉を準備する
ことになったとしています。
世界のエネルギー供給に占める
化石燃料の比率は2030年までに
73%まで低下すると予想。
それに伴いクリーンエネルギー
投資が急増すると見ています。
【中国の減速も後押し…】
すでに再生可能エネルギーなど
クリーンエネルギーの投資は
2020年から40%増加、
また世界で販売される自動車の
うちEV車の割合は
2020年には25台に1台でしたが
2023年には5台に1台にまで増え
ました。
米国では2030年に販売される
新車のうち50%をEV車が占めると
予想されています。
またこれまで原油需要の旺盛だった
中国の経済が減速していることも
世界の脱炭素を後押ししています。
ただ原油価格については需要と
供給の両方が減ることから、
2030年時点でも1バレル=85㌦と
現状の高い水準に留まると予想
されます。
先週の株式&為替相場(前週末比)
日経平均:32,568円(+619円)
ドル円:151.55円
NY株式:34,283.10㌦(+222㌦)
先週の日経平均株価
先週は大幅高、2週連続の上昇と
なりました。
米国の長期金利に振らされて
値動きの荒い相場環境となって
います。
中国経済の低迷などを背景に
グローバル企業の業績状況は
減速気味で、日本でも景気敏感株
(素材産業や自動車などの製造業)の
上値が重くなっています。
⇒米長期金利は1日のFOMC (日本で
言う金融政策決定会合)で追加利上げが
見送られて以降、頭打ち感を強めて
いました。
ただ9日にパウエル米FRB議長がIMF
(国際通貨基金)の講演で、さらなる
引締めをためらわない考えを話した
ことで、先行きが読みづらくなって
います。
【資金の流れ】
ディフェンシブ株 ⇒ 輸出関連株
円 ⇒ 米ドル
注目の集まるバフェット氏の動向
【解説】
米著名投資家ウォーレン・バフェット
氏が率いる米投資会社バークシャー・
ハザウェイが今年2回目の円建て社債の
発行を準備しているようです。
政府債務が膨らむ日本をみて円安の
長期化を確信していると見られます。
【ポイント】
バフェット氏が円を借りるメリットは
円安が進めばドルベースの返済負担が
軽くなる点です。
また低金利の円を借りて高利回りが
見込める金融資産に投資する
(円キャリートレード)ことで利ざやを
稼ぐことが出来ます。
【今後の影響】
調達資金は主に日本株投資に充て
られると見られます。バフェット氏の
好む銘柄(自己資本比率が高い大型株
で配当利回り3%以上)は期待感から
上昇することが見込まれます。
また日本株全体の下支えにもなり
そうです。
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