医療費もインフレ、物価高反映で大幅増額も?
インフレの影響がついに
医療費にも!?
更に、少子化対策の財源を
医療費等の社会保障費の削減で
捻出も検討されているとの事。
今回は医療費のインフレに
ついてまとめました。
目次
医療費もインフレ、
物価高反映で大幅増額も?
【解説】
日本医師会、日本歯科医師会、
日本薬剤師会の三師会は政府に対し
財政措置を求める合同声明を
公表しました。
年45兆円にも上る医療費が
来年には物価高を反映する形で、
更に大きく上振れする可能性が
高くなっています。
【ポイント】
保険医療は政府が定める診療報酬で
提供されるので、経費増加分を患者の
医療費に転嫁できません。
直近の物価上昇により賃金や
光熱費の負担が増しているため、
24年4月の診療報酬改定で
物価動向の反映を訴えています。
【今後の影響】
一方で新たな少子化対策を巡る
議論では医療費など社会保障費の
削減で財源を捻出する方針です。
岸田政権は医療機関の経費増に
配慮しつつ医療費全体はスリム化を
進めるという難題を抱えており、
動向が注目されます。
先週の株式&為替相場(前週末比)
日経平均:30,916円(+108円)
ドル円:140.63円
NY株式:33,093.34㌦(-333㌦)
先週の日経平均株価
先週は小幅上昇となりました。
23日の午後に相場が急変し9日ぶりに
反落した後、 24日は大幅安となり
天井感が意識されました。
しかし25日には半導体関連株の
大幅上昇もあり再び上昇基調と
なりました。
週間ベースではこれで7週連続上昇と
なり強気相場が続いています。
⇒円安と株高が同時に進んでいます。
対ドルの円相場は2022年11月以来の
円安水準をつけ、日経平均株価も
バブル崩壊後の高値更新が
続いています。
米経済の底堅さを受けFRB
(日本で言う日銀)の利下げ転換時期が
遅れるとの予測もあり今後も
円安基調が続くと見られます。
【資金の流れ】
銀行株 ⇒ 半導体関連株 円 ⇒ 米ドル
米債務上限引き上げで基本合意!?
デフォルト回避でも残るリスク
債務上限問題…
国債を発行して
調達する借金の額が法律で定められた
上限に達し、新たに国債発行が出来ず
財政問題が深刻化すること。
これにより債務不履行(デフォルト)
懸念が高まっています
【デフォルト回避しても…】
民主党のバイデン大統領と共和党の
マッカーシー下院議長は、米国時間
27日(土)に債務上限引き上げで基本
合意に達したと報道されています。
議会(上下両院)での法案可決までは
まだ問題が解決したとは言えない
ものの、6月5日とされる米国政府の
デフォルト回避期限(Xデー)前に
解決に向かう可能性は高まりました。
2011年にも今回と同様に大きな
政治的混乱の末、Xデー数日前に
債務上限は引き上げられデフォルト
回避となったことがありましたが、
その際には大手格付会社S&P社が
米国債の格付けを引き下げました。
その結果 デフォルトは回避されたにも
関わらず大幅な株安やドル安に陥っており、
今回もまだ予断を許しません。
【各国からも強い批判…】
今回はぎりぎりでデフォルト回避と
なりそうですが、
米国内の政治闘争により、
米国だけでなく世界の金融市場を
リスクに晒したことは他国から
強い批判を浴びています。
米国の世界のリーダーシップを
損ねることにもなり、対立する
国々からは米国型民主主義の
弱点が露呈されたとの批判も
高まっています。
この点からもデフォルト回避した
とは言え、債務上限引き上げを
巡る混乱は米国に大きな傷跡を
残したと言えそうです。
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