今後、変動金利タイプの住宅ローンは大丈夫?
こんにちは(^^♪
おうちの買い方相談室の岩本です。
暑い日が続きますが、皆さんいかが
お過ごしですか?
このところ毎日のように、住宅ローン
金利に関するニュースや情報が流れ、
どうやら金利の上昇は免れないような
状態になっています。
以前よりより一層、
『住宅ローンは変動金利タイプで
本当に大丈夫か?』
というご相談を受けます。
今回のブログは今一度、住宅ローン
変動金利タイプについて、まとめて
いきたいと思います。
目次
変動金利タイプの特徴
【低金利のメリット】
変動金利は固定金利よりも初期の金利
が低く設定されていることが一般的で
す。
このおかげで毎月の返済額を抑える事
ができるため、借入額を増やしたり、
返済期間を短縮したりすることが可能
になります。
低金利が続いてくれる限り、家計に対
する負担も軽減されます。
-
【金利変動のリスク】
変動金利は、金融市場の動向に応じて
半年ごとに見直されます。
そのため、将来的に金利が上昇する
と、返済額も増加してしまいます。
特に、金利が急激に上昇した場合、
返済が困難になるリスクがあります。
- 家計に余裕がない場合、このリスクは
毎月の生活のやりくりに悪影響を及ぼ
す可能性があります。 -
【返済額は5年ごとの見直し】
毎月支払う返済額は、5年間は一定の
金額を維持するという仕組みを、多く
の金融機関が採用しています。
ただし、この制限はあくまで一時的な
ものであり、金利上昇が続く場合には
最終的な返済総額が増加することに注
意が必要です。
-
変動金利を選ぶ際の注意点
-
【将来の金利動向を予測しにくい】
変動金利は、将来の金利動向に大きく
影響されます。
現在の低金利環境が続くかどうかを
正確に予測することは難しく、今後
の経済状況に応じた柔軟な対応が求
められます。
- 特に、まさに、今、懸念されている、
金利が上昇局面に入ると、予想以上
の返済額が発生する可能性があるた
め、家計の余裕を確保しておくこと
が重要です。
-
【対処方法として繰り上げ返済の活用】
変動金利を利用する場合、繰り上げ
返済を積極的に進めることで、金利
の上昇リスクを減らすことができます。
- 低金利のうちに元本を減らしておく
ことができれば、金利上昇時の影響
を最小限に抑えることができます。
-
【金利上昇時の備え】
- 変動金利を選ぶ場合、金利が上昇し
た際のシミュレーションをしっかり
と行い、その際の家計への影響を確
認(どの程度耐えれるかどうか)し
ておくことが重要です。
必要に応じて、固定金利への切り替
えを検討することも選択肢の一つです。
まとめ
変動金利タイプの住宅ローンは、低
金利時代においては非常に魅力的な
選択肢ですが、今から突入する金利
上昇局面では注意が必要です。
将来的な金利動向を見据えつつ、
自分のライフプランや家計の状況に
合わせた適切な判断が求められます。
リスクを理解し、適切な対策をする
ことで、健全なかたちで変動金利タ
イプと付き合っていきましょう。
岩本貴久