今年の住宅ローン変動金利はどうなる!?
みなさんこんにちは(^^♪
おうちの買い方相談室の岩本です。
住宅ローン金利が今後どうなるのか?
という相談が多く、毎日駆け回って
います(笑)
大前提としてご相談でお伝えしている
のは、
「金利のことを予測できるのはせいぜ
い直近1年くらいのこと。それ以上先
のことは分からない」
と、お答えしています。
多くの専門家たちも発信している通り、
「住宅ローンはまだ変動金利で大丈夫」
というメッセージも、おそらく直近1年
のことを指しており、「まだ」という表
現からしてやはり「先々は分からない」
ということです。
今年の住宅ローン金利はどうなる?
では、今年1年の住宅ローン変動金利
はどうなるのでしょうか?
マイナス金利政策が解除になり、金利
のある時代に突入した訳ですが、
まずは日銀の政策金利、年内にもう一
回ないしは二回、追加利上げがあるの
では?
という予測です。
これが実現すると、やはり変動金利は
上昇を免れないでしょう。
ただ上昇の幅からすると、0.5%~1.0%
とされており、まだまだ固定金利水準
とは開きがあり、低い位置にいること
から、
「変動金利のほうが優位」という見方
が強いです。
追加利上げ実施のポイントは?
追加利上げが実施されるかどうかの
ポイントは、以下の要点にまとめら
れます。
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①賃金と物価の上昇
今後の利上げは、これにかかってい
ます。
お給料が上がり、物価も上がり、こ
れらの好循環が確認できたら金利を
段階的に上げる、と日銀は言ってい
ます。
つい先日の春闘では33年ぶりに5%
超え、と景気の良いニュースがさく
裂していました。モノの値段もぐい
ぐい上がっています。
これらが続くのを確認しながら金利
を段階的に上げていくという方針は
固いようです。
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②これ以上の円安を防ぐため
アメリカの利上げに日本がついてい
けず、円安に歯止めがかかりません。
コロナ前ではだれも想像できなかっ
た1ドル150円代が定着しつつありま
す。
これ以上の円安を防ぐという目的の
ために、利上げを実施するという説
もあります。
ただ、この円安を防ぐことを目的と
した利上げは本命ではなく、やはり
賃金の上昇、物価の上昇にかかって
いると言ってよいでしょう。
1年以上先の政策金利予測は当たらない
上記の解説は全て直近1年に言える事
であって、それ以上先のことを予測す
るものではありません。
1年以上先の政策金利を予測する事は
不可能と捉えた方がよいです。
となると、住宅ローンというのは返済
期間が長期に渡るケースがほとんどで
すから、
直近一年はまだそんなに心配する必要
がないから、変動金利でいこう!
というのは少し乱暴な考え方です。
住宅ローンの選択に迷う方は、ぜひ
当店にご相談ください。
おうちの買い方相談室 名古屋西店
岩本貴久