身の丈に合った住宅購入とは!?
こんにちは。おうちの買い方相談室名古屋店の岩本です。
前回のブログに引き続き、「身の丈に合った住宅購入予算」について書きます。
今回は私自身の住宅メーカー営業マン時代の話も少しおりまぜていきたいと思っています。
まずこちらをご覧ください。
「家を建てたい!」という人が抱く、共通のギモン点とは?
- 今の収入で家を買っても大丈夫?
- 住宅ローンはいくらまで借りられる?
- 住宅ローンを借りたはいいけど最後まで返していけるだろうか?
- 頭金はいくらぐらい必要?
- 家を買ってからの生活が心配…。
これらのひとつでもギモンを持っている人、あなたの考えは正常です!!
どれもこれも、家を建てるうえでの大切なチェックポイントです。
でも、
残念なことに、多くの人がこのようなギモンを抱いたにもかかわらず、
解決をしないまま住宅計画を進めてしまっています。
ここに大きな問題があると思っています。
ギモンを解決する前に住宅展示場にいくとどうなる?
このようなギモンを解決しないまま、住宅展示場に行く人たちは一体どうなるのか?
元々は住宅営業マンをしていた私にはよく分かります(自身が何度も経験をしているからです笑)。
「リビングはどれくらいの広さにしようか?ダイニングは?」
「キッチンはどのキッチンメーカーのものがいいのかな?」
「収納はたくさんつくっておきたい!」
「地震に強い、頑丈な家にしたい!」
「やっぱり太陽光は載せたいよね・・・」
「子供部屋は2階に二部屋、それぞれ最低6帖は欲しいかな・・・」
などなど、住宅展示場に行くと、あれよあれよと夢がふくらみます。
自分たちが住みたいと思う理想の家をイメージします。
そして、
あなたの目の前にいる住宅の営業マンはあなたの夢や希望をなんでも聞いてくれます。
その住宅営業マンと何度か面談を重ねるうちにあなたの理想のプランは完成し、、、、、
そのプランの家の模型が完成し、、、、、
そのプランの間取りの動画DVDが完成し、、、、、
それらはなんと無料でプレゼントされます。
そして…。
ふと気づくと、あなたの目の前に現れるのが「御見積書」です。
ここからが問題。
そこに記載されている金額は、果たして本当にあなたの身の丈に合った金額になっていますか?
「こんな家を建てたい!」という要望をカタチにしているのですから、
図面に描かれたランには、きっとあなたも満足していることでしょう。
しかし、
「御見積書」に提示された金額は、あなたにとって健全な金額なのかどうか?
それは、この時点であなたにも住宅営業マンにも分からないのです。
ここに大きな問題があります。
「今支払っている家賃とそんなに変わらないから、きっと大丈夫!」
という判断で、このまま計画を進める人もたくさんいます。
「毎月の家賃」と「毎月の住宅ローン返済額」が同じであれば毎月の家計のやりくりのイメージはつきますから。
そういう意味では「家賃」と「住宅ローン返済額」の比較をひとつの目安として捉えるのは良いでしょう。
でも、
果たして本当にこの判断だけで安心して計画を進めてしまってもいいのでしょうか?
そもそも今負担している家賃の金額は「何となく」、「たまたま」決まった金額です。
結婚をし、二人の生活をスタートさせるにあたり、
何となく「これくらいだったら大丈夫!」という判断だったはず。
将来を見越した金額設定になっている訳ではありません。
そうやって決まった家賃の数字を、住宅ローンを組む時の負担額の参考にすることそのものがナンセンスかと思いませんか?
また、
家賃と住宅ローン返済額が仮に同じ額だったとしても
- 土地と建物の固定資産税はいくら?
- 将来の建物の修繕費はどれくらいかかる?
- 今後の子どもたちの教育費は確保できる?
例えばこのようなことが抜け落ちていないでしょうか?
住宅メーカーの営業マンからの見積書の提示を受け、
住宅ローンの月々の返済額がいくらか?を確認し、
その時点の判断で「支払っていけるかどうか?」
で計画を進めていくことになった場合、
果たして本当に将来の生活は大丈夫ですか?
私は心配でなりません。
将来、後悔することのないよう、正しい判断をするために是非、
おうちの買い方相談室にご相談ください。
おうちの買い方相談室名古屋店 代表 岩本貴久