緊急事態宣言の解除と投資状況
こんにちは。
ファイナンシャルプランナーの辻です。
緊急事態宣言も解除され、町も少しづつ活気を取り戻しつつあります。
すぐに元通りの生活には戻りませんが、一刻も早く、安心して暮らすことのできる状況が来ることを祈るばかりです。
さて、株式市場に目を向けてみると、緊急事態宣言の延長もものともせず堅調に推移し、緊急事態宣言が解除されると暴騰。
5月28日現在では、コロナショック前の▲10%程度まで回復してきています。
業種にもよるとは思いますが、仕事量や売り上げなど、大きく減少している人も少なくないでしょう。
一方で、株価はせいぜい▲10%。
実生活とのギャップはかなり広がっています。(元々アベノミクスによる株高については、実生活とのギャップが盛んに言われていましたが…)
金融政策による、不景気の株高。
本来的に言えば、株価は景気に連動するものですが、金融政策によって、支えること、助長することはある程度は可能となるのです。
今回、コロナウイルスにより、大きな打撃を受けた方もおられるでしょう。
私自身も強く感じたことは、いくつか財布を持っておくことの大切さです。
上記のように実生活と株価に大きなギャップがあるように、値動きが逆の財布をいくつか持っておくことが大切だな。持っておいてよかったなと実感しております。
投資はリスクを伴うもの。が、一方で収入源が一つであることも危機の際には、非常に大きなリスク。
当たり前であったことが当たり前でなくなった今。
複数の財布を作る努力ができるとよいですね。