コロナウイルスの影響でどうなる!?我が家の住宅購入!?土地の値段は上がるの!?下がるの!?
こんにちは。おうちの買い方相談室名古屋店の岩本です。
新型コロナウイルスの脅威が世界で猛威を振るっています。
個人的にも私には3人の子どもがいますが、その子どもたちの学校も休校延長が決まりました。親にとっても子どもたちにとっても不安な日々が続いています。
先日…、家を建てるために、とある土地を買うと決心したご相談者様と面談で話し合った結果、今回はその土地の購入を見送ることにしました。
理由はひとつではなかったのですが、一番の決め手はやはり「コロナウイルスの影響による先行き不安」です。
夫婦共働きのご家族でしたが、ご夫婦の職場でも大なり小なりの影響が出始めているとのこと。
働き方や収入に対する不安から、今回は見送る、というよりもう少し様子を見るとの判断をしました。
ようやく自分たちの要望を満たす土地とめぐり合うことができた矢先のことだったので、本人たちにとって苦渋の決断でした。
このような判断はこのご夫婦に限ったことではありません。複数のご相談者の方々が、
「今、このタイミングで住宅購入を進めていいものなのか?」
と考えています。
この状況はコロナウイルスの状況が落ち着くまで続くと思われます。
その証拠に先日、不動産屋さんとの情報交換の際にお聞きしたのは、
「土地探しの問い合わせやネット検索のクリック数が劇的に減少している」
とのこと。
明らかに、住宅購入に対するモチベーションが下がっている証拠です。
土地に限ったことではありませんが、モノの値段は需要と供給のバランスで調整されます。
物件を「買いたい」という需要が「売りたい」という供給よりも少なくなれば、早い話、その物件の値段は売れる価格まで引き下げられるでしょう。
私の予測では、おそらく土地よりも分譲マンションなどの物件から値下げが始まり、土地の値下げはそのあとからです(時期がいつかは分かりません)。
一方で…。
不動産屋さんの情報では、土地を売却したいという個人の売主さんからの依頼も減り始めている(法人はまた別です)、とのことでした(地域によって差はあると思いますが)。
世間がこんな騒がしいときに自己の所有土地を売って処分するというマインドも下がっているのでしょう。
ここまでの情報から読み取れるのは、
土地の値段が下がる可能性があるということ、つまり欲しい土地を安く手に入れるチャンスがある(かもしれない)ということ。
一方で、当面の間、新規の売り土地の情報が出ることも期待できない(かもしれない)ということ。つまり、土地探しは今売りに出ている土地の中から選ぶしかない(かもしれない)ということです。
新型コロナウイルスの影響で、世界的に不穏な空気が流れていますが、その中でもそれぞれの家庭の事情で住宅購入の話を進めている人はたくさんいます。
私の役割は、住宅購入の正しい判断基準をお伝えすることで皆さんの住宅購入を成功に導くことにありますが、こんなときにこそ、冷静な判断が必要です。
「そもそも、今住宅購入に踏み切っていいものなのか?」
「今計画を進めるのは得策か?」
などの判断にお困りの方がいらっしゃいましたら、ぜひ当店にお問い合わせください。
現在、WEBでの相談も準備しております。
おうちの買い方相談室名古屋店 代表 岩本貴久