「家賃と同じくらいの住宅ローン支払いだったら大丈夫」は本当?
こんにちは。おうちの買い方相談室名古屋店の岩本です。
住宅ローンの借入額を決める際に、多くの人が判断の基準にしているのが「現在の家賃」です。
それもそのはず。家を買う前の人たちにとってその毎月の家賃が今現在の住居費であり、実際にその家賃を支払いながら生活のやりくりをしているのですから。
毎月の住宅ローンの支払いが
「今の家賃と同じ支払額だから安心かな」
「今の家賃にプラス1万円するだけだから大丈夫だろう」
という判断で住宅ローンの借入額を決めている人は少なくありません。
果たしてこの判断は正しいのでしょうか?
結果的にたまたま適正な額だった、という人も中にはいますが、
毎月の家賃のみを基準に判断するのは少し危険です。
何故か言うと…
その判断は「今の生活」のみの判断であって、「将来の生活」を見据えた判断ではないからです。
賃貸物件を決めるときに、当然家賃がいくらか?は確認しますが、
その確認は「長期に渡って支払っていけるか?」という観点で決めていないことが多いです。
賃貸住宅にずっと住み続けるという考え方はしないからです。
住宅ローンのように慎重になって決める必要をそれほど感じません。
つまり、その家賃の金額の決め方は、将来の生活を想定していないということです。
子どもが生まれ家族が増えれば生活費負担も増えます。
将来の教育資金の積み立ても必要になります。
それらを把握したうえで毎月のやりくりを実現していくには、今後どのくらいの住居費支出が望ましいか?
という考え方をして欲しいです。
家賃も住宅ローンも住むための費用、つまり住居費です。
生涯に渡って支払いに困ることなく、豊かな生活を実現するためには、将来を見据えた住居費をしっかりと算出しましょう。
住宅購入の際の正しい判断の仕方をお伝えすることが私たちおうちの買い方相談室の使命です。
気になる方は是非ご相談ください。あなた様ご家族にあった予算診断をして差し上げます。
おうちの買い方相談室名古屋店 代表 岩本貴久