住宅予算診断の矛盾
前回の「住宅購入のよくある失敗例」のつづき。
ハウスメーカーから紹介されたファイナンシャルプランナーの診断と、
私の診断と、
大きく結果が違うのは何故か!?
その二つ目の原因は、
予算の診断をしたファイナンシャルプランナーがどういう目的で診断をしたのか?
という、その診断の“目的の違い”にあります。
ズバリ言うと、診断の目的が
“ハウスメーカーが契約するための診断”なのか、
“お客様の生活の安全のための診断”なのかの違いです。
私たちの使命は家を買いたい家族の“ゆとりある豊かな生活の実現”です。
診断の目的が、ハウスメーカーの契約のためであっていいはずがありません。
家を買うことで、その家族の生活の豊かさが損なわれるようなことは絶対にあってはなりません。
本来私たちファイナンシャルプランナーの役割はここにあるはずです。
ところが、そうでないケースの診断結果があまりにも多いのです。
事実、
家を建ててから「こんなはずじゃなかった」と後悔する人たちが後を絶ちません。
そんなことがあっていいのか!?
何のために家を建てるのか!?
家族の幸せのために建てたはずの家が後になって「こんなはずじゃなかった」なんてあっていいはずがありません。
そんな悲劇を起こしたくない!
そんな思いで、日々私は、ご相談者の住宅予算診断をしています。