年収500万円のサラリーマンは住宅ローンいくら借りて良い?

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年収500万円のサラリーマンが
借りることができる住宅ローンの借入額は
いくらくらいだと思いますか?(^^♪

こんにちは。
おうちの買い方相談室 名古屋西店
ファイナンシャルプランナー(FP)の
岩本です。

少し暖かくなってきた気がしますが、
まだまだ冷える日もあります。

みなさん体調管理にはどうぞ
お気をつけください(^^♪

今回は住宅ローンの借入額の
目安について解説いたします。

ぜひ皆さんもご自身の状況に
当てはめて考えてみてください。

住宅ローンはいくら借りても大丈夫?

住宅ローンの考え方において、
まず大前提として大切なのは
「いくら借りられるか?」
ではなく
「いくら借りても大丈夫か?」
ということです。

良くも悪くも
現在は住宅ローン借入の
審査基準が緩いです。

理由はさておき、審査基準が緩いと
本人の思惑以上に住宅ローンを
借りることができてしまいます。

これは大きな落とし穴で
銀行の審査どおり満額で
住宅ローンを借り入れてしまうと
返済が始まってから家計が苦しくなり、
後から後悔することになりかねません。

参考までに、、、
年収500万円のサラリーマンが
住宅ローンを最大いくら借りられるか?

というと、約4,800万円です。
(諸条件により前後します)

実際に4,800万円の住宅ローンを組んだとして、
返済期間を35年で設定すると・・・

金利が0.5%(変動金利)の場合、
毎月の返済額は124,600円/月

金利が1.3%(固定金利)の場合、
毎月の返済額は142,300円/月

(ボーナス払いなし)

となります。

年収500万円くらいの方でしたら
ご理解いただけると思いますが、
この毎月の返済額はかなりしんどいはずです。

もちろんその家族ごとに状況は
違いますので一概には言えません。

例えば、夫婦共働きで奥様もある程度の
収入が継続的に見込める場合などは、
先ほどの毎月返済額は返済可能でしょう。

でも世帯年収が500万円の
家族にとってはそうはなりません。

住宅ローン返済額の目安とは?

では、年収500万円のサラリーマンは
一体いくらぐらいの住宅ローンを
借りても良いのでしょうか?

これも当然家族構成などにより
かなり異なりますが、私たちの経験則で
ひとつの目安としてとらえて欲しいのが
住宅ローンの返済額を
手取り収入の25%以内に抑える!

ということです。

例えば、、、
年収500万円のサラリーマンの
手取りはおおよそ約400万円です。

この手取り400万円でこの家族は
一年間のやりくりをする必要があります。

食費や光熱費、子どもの教育資金などなど。

服を買ったり、
休日遊びにでかけたりもするでしょう。

車の維持費にもお金がかかります。

家族を守るための保険に
加入することも大切です。

その中から25%相当にあたる
年間100万円(400万円×25%)が、
住居費として住宅ローン支払いに
充てても良いとされる目安です。

年間100万円を月々の支払いに割り振ると
100万円 ÷ 12か月 ≒ 83,300円

つまり毎月の住宅ローン返済額が、
83,300円に収まる程度の
住宅ローン借入額が妥当と言えます。

83,300円/月で住宅ローンが
いくらぐらい借りられるか?というと・・・

返済期間を35年で設定して

金利が0.5%(変動金利)の場合、
約3,200万円

金利が1.3%(固定金利)の場合、
約2,800万円

くらい借りられます。

年収500万円の住宅ローン返済額の目安

よって
2,800万円から3,200万円くらいの借入額が
年収500万円のサラリーマンが
安心して返済していける
住宅ローン借入額の目安となります。

もちろんこれも一概には言えません。

45才を迎える人がこの考え方で
良いかと言うと違うはずです。

45才のサラリーマンが返済期間35年で
住宅ローンを設定してしまうと、
なんとゴールが80才。

おそらく退職しています。

これはまずい気がしますよね?

家族構成によっても違います。

こどもの教育資金準備を親として
どこまで役割を果たすのか?によっても、
将来に向けた積み立て金額は違って然るべき。

ライフスタイルに合った資金計画を!

目安の金額をお伝えしてきましたが、
やはりその家族のライフスタイルを
しっかりと考えて、無理のない範囲で
住宅ローンを借りることが大切ですね!

当店でも大切にしていることのひとつです。

家族の身の丈に合った住宅予算をしっかりと
見極めて夢のマイホームを実現しましょう(^^♪

住宅ローンについてもっと詳しく知りたい!
という方はぜひコチラもご覧ください(^^♪
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ライフプランを考えた資金計画と
住宅ローンのアドバイスをしています。

ご相談どしどしお待ちしております(^^

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ファイナンシャルプランナー(FP)
岩本 貴久