ご両親からの資金援助について
こんにちは。
おうちの買い方相談室名古屋店のFP(ファイナンシャルプランナー)の木山翔太郎です。
今回は住宅取得資金贈与について解説していきたいと思います。
これを読まれている皆さんは住宅の資金計画を立てるにあたって、ご両親からの資金援助の見込みはありますでしょうか?
資金援助の見込みのある方に是非知っておいてほしい制度が「住宅取得資金贈与の非課税特例」です。
この制度は父母や祖父母から住宅の新築・取得・増改築のための資金援助を受けて、住宅を取得した場合、一定の金額まで非課税で贈与できるというものです。
現行の制度を活用するためには、下記の時期までに契約をする必要があります。
また住宅の省エネ基準によって非課税限度額が下記のように変わります。
【住宅取得にかかる契約締結時期】
令和2年4月~令和3年12月
【非課税限度額】
省エネ等住宅の場合 1500万円
上記以外の場合 1000万円
例えば、この制度を利用せずご両親から贈与で1500万円を取得した場合、
おおよそ366万円程度の贈与税が発生します。
この金額を支払うのはもったいないですよね。
ですから、この制度をチェックしておくことはとても大切です。
ちなみにこの制度を利用するにあたって、いくつか主だった注意点を挙げます。
✓直系尊属から贈与であること
✓贈与年の翌年3月15日までに新築、取得したうえで居住していること(例外あり)
✓合計所得金額が2000万円以下であること
✓床面積50㎡以上240㎡以下であること
✓床面積の1/2以上が居住用であること
この制度は知らないと、本来であれば免除される税金を支払うことになってしまいます。
このように知らないと損してしまう国の支援制度はいくつかございますので、
これらを上手に活用したい方はおうちの買い方相談室までお気軽にご相談ください。
おうちの買い方相談室名古屋店
FP(ファイナンシャルプランナー)
木山 翔太郎