不動産取得税って何!?
こんにちは。ファイナンシャルプランナーの木山翔太郎です。
新年度に入りみなさんいかがお過ごしでしょうか。
4月に入り暖かくなってきたので、私は妻と旅行計画を画策中です。
どこかおすすめがありましたら、こっそり教えてくださいね。
では、
今回は不動産取得税について、解説していきたいと思います。
不動産取得税とは不動産を取得した際に課税される税金のことで、土地や建物を取得すると納税通知書が送られてきて、その一度だけ支払う税金になります。
土地や建物を購入されて、いきなり納税通知書が送られてくるとびっくりしてしまうので、事前にしっておいた方がいい内容かと思います。
不動産取得税は通常は「固定資産税評価額」×4%で算出されます。
例えば土地の固定資産税が1000万円、建物の固定資産税が2500万円の場合
下記のようになります。
・土地の不動産取得税 1000万円×4%=40万円
・建物の不動産取得税 2000万円×4%=80万円
結構高額ですね。
事前にこういった税金があることを知らないとぎょっとする金額ですね。
でも安心してください。
お家を建てる目的の場合、不動産取得税には下記のような軽減措置がとられています。
・土地 固定資産税評価額×1/2×3%
・建物 固定資産税評価額-1200万円(長期優良住宅は-1300万円)×3%
上記の例で、再度軽減税率を適用して、計算してみましょう。
・土地 1000万円×1/2×3%=15万円
・建物 2000万円-1200万円×3%=24万円
さらに土地については条件を満たす場合、軽減措置を受けることができ、
- 45000円
- 土地1㎡あたりの評価額×1/2×住宅面積×2×3%
のいずれか高い方の金額を税額から差し引くことができます。
上記の軽減税率については2021年3月31日までに不動産を取得された方が対象でしたが、
コロナウィルスの影響で延長措置が取られ、2024年3月31日までに延長されました。
これら軽減措置はしばらく続きますが、期限があるものではありますので、長期で住宅計画を考えられている方は、住宅ローン控除などと併せて、こちらの期限も要チェックですね。
税金関係でご不安のある方もお気軽におうちの買い方相談室まで、ご相談いただければと思います。