日本FP協会の研修講師をしてきました
皆さんこんにちは。おうちの買い方相談室の岩本です。
12月8日、9日、10日と三日間に渡り、日本住宅FP協会の研修講師を務めて参りました。
この協会の研修は、家を買いたい人たちが満足のいく住宅購入を実現するために必要な知識の習得を目的としています。
今回もたくさんの参加者さんが集まりましたが、コロナの感染が広がりつつある中、皆さんとても勉強熱心です。
今回は、タイミングがちょうど来年度の税制改正大綱と重なり、
住宅購入にかかわる制度の見直しなどの情報が交錯している中での研修だったので、私たち情報発信側としては難しい局面もありました。
来年度の税制改正大綱、住宅FPとしての視点からするとやはり一番気になるポイントは、「住宅ローン減税」の制度見直しです。
プラスの見直しの面では、住宅ローン減税の控除期間3年延長が確定したこと。事前情報から予想していた通りでしたが、
今現在住宅計画を進めている方、あるいは今から住宅計画を進めようとしている方にとっては朗報です。
原則10年間受けられる住宅ローン減税の適用期間が13年間受けられます。ただし3年延長部分に関しての控除金額の計算には要注意です。
一方、マイナスの見直しの面では、
懸念されていた住宅ローン減税の計算方法(住宅ローン年末残高の1%)を下方修正するという案が事実上、令和4年度の改正で現実味を帯びてきました。
詳細はまた別途解説しますが、この改正が実現するとおそらく現在の住宅ローン商品内容にも大きな影響を及ぼす可能性が大きいと捉えています。
おそらく各銀行、この改正のタイミングで住宅ローン商品に攻勢をかける、主に金利を上げてくるのではないかと予想します。
住宅ローン選びもこれまでと選び方が変わるのではないでしょうか?
日本住宅FP協会では、このような制度の変更や改正が、住宅購入にどのような影響を与えるのか?メリットは何か?デメリットは何か?
などをしっかりと検証し、住宅購入相談者たちの役にたつことを使命ととらえ、これからも正しい情報提供、誠実な情報提供をしていきます。
おうちの買い方相談室名古屋店は、この日本住宅FP協会(私は運営側ですが)で知識を習得した会員アシスタントが、
それらの知識をフル活用して皆さんの住宅購入をしっかりとサポートします。
今から住宅購入を検討される方は是非、当店にご相談下さい。
おうちの買い方相談室名古屋店 代表 岩本貴久