緊急事態宣言の解除
こんにちは。ファイナンシャルプランナーの白都良洋です。
全国で緊急事態宣言が解除され、世間では終息した気なっている方が多いと思います。
私自身、まだ外食や不要不急の外出は持続していますが、先週ショッピングモールの前を通った際に驚きました。
なんとショッピングモールに入る車で渋滞が起きていました。
数週間前までは渋滞なんて無かったのですが・・・(゚Д゚)
それを見て、早い段階で再流行するのではないかと心配です!!!
このまま終息をしていくことを願っています。
緊急事態宣言後、住宅の資金相談でも徐々に動きが出てきました。
先日お会いしたお客様で、収入の減少によりコロナ前の住宅予算から500万ほど削減したとお聞きしました。
収入が減少し、ローンを組んだ際に支払いができるか心配になったからです。
ご主人は予算を減らしても構わないと、奥様はコロナ前の予算のお家がいいと、意見が真っ二つにわかれました。
私と話している最中もプチ喧嘩を始めるぐらいです(;’∀’)
お互いに歩み寄ることができず話は平行線。
目先の金額しか見ていないのでそうなりますよね!!!
そこで、ご夫婦「500万の予算を増やすと、毎月の支払いはいくら増えるかわかりますか?」と問いかけてみると、答えることはできませんでした。
ご夫婦のケースだと月々15000円位のローン負担になります。
そうお伝えすると「そんなに多くないですね!!!」と、ご夫婦で言っていました。
先程までの喧嘩は無かったかのように、二人で話し合っていました。
結果は元の予算のまま建築を進めるとの結論になりました。
奥様も専業主婦だったため、住宅購入後はパート勤務をし月々3万位稼ぐと決め、ご主人も
少しでも節約してローンの支払いに回すと話していました。
ご夫婦共に意見が違っていれば、住宅計画が上手く進むことはありません。
お互いに同じ方向を向いて、問題にどう向き合うかだと思います。
このご夫婦は問題に対して、自分たちで改善する決断が出来たから良かったと思います。
目先の金額ばかり気にしすぎて、予算を下げても良いことはありません。
予算を下げたお家に、皆さんは何年住み続けますか?
多くの方は50年~60年ぐらい住み続けます。
それだけの長く住み続けるのに、後悔したくないですよね?
後悔しないお家を建てるために、まず生活の全体を把握し、問題点を見つけることが重要です。
問題に対して、どう対処するかも大切なことになります。
もし住宅購入を検討している方は、購入する前にご相談ください。