ビットコイン史上初の10万ドル突破!?…トランプ政権への期待先行か

お金のコラム

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日々変化する経済の動向。

資産の運用や管理などにも少しでも
役立ててほしいと思い、お金のミニ
コラムをお届けします。

 

ビットコイン史上初の10万ドル突破!?

…トランプ政権への期待先行か

ビットコインは、米大統領選でトラン
プ氏が勝利して以降、
わずか4週間で
40%以上の上昇となりました。

高値更新が続く一方で、価値が不明確
でリスクが高いとの見方も根強くあり
ますが、今後の見通しは?

【米国を暗号資産の首都に…】

トランプ氏が米証券取引委員会(SEC)
次期委員長に、暗号資産(仮想通貨)慎
重派のゲンスラー現委員長に代えて、

暗号資産推進派のポール・アトキンス
氏を起用するとした人事案を示したこ
とで、ビットコインは史上初めて10万
㌦の大台に乗せました。

トランプ氏は大統領選挙期間中に、
国を暗号資産の首都にするとして、ビ
ットコインを国が保有する考えも打ち
出しています。

実際に米国が国としてビットコインを
購入し保有することになれば、ビット
コインの需給は改善し、価格をさらに
押し上げる可能性もあります。

【実現するには壁も多い…】

ただ仮に政府資金で購入したビットコ
インの価格が大きく下落した場合、
民の税金を無駄にしたとの批判を浴び
るなど、大きな政治問題へと発展する
リスクもあります。

そのため、ビットコインの保有案を議
会で通過させること自体が困難とする
見方もあります。

そもそもトランプ氏が支援するからと
言って価格変動率 (ボラティリティ)が
極めて高いというビットコイン等暗号
資産の本来持つ特性が変わる訳ではあ
りません。

本質的な価値が不明確な点から、そう
したリスクは今後も変わらないため過
度な期待には注意が必要です。

先週の株式&為替相場(前週末比)

日経平均:39,470円(+379円)

ドル円:153.66円

NYダウ:43,828.06㌦(-814㌦)

 

先週の日経平均株価

先週の日経平均株価は二週連続の上
となりました。

12日の取引時間中には約2か月ぶりに
4万円を上回りましたが、一旦の到達
感も出てくるなかで利益確定売りも多
なりました。

12月18 ~19日の日銀金融政策決定会
合では利上げ無しとの見方が強まって
おり株価を後押ししています。

⇒米国株式市場では12月FOMC (金融
政策を決める会議)での追加利下げ
(0.25%)に対する織り込みがかなり進
んでいます。

ハイテク株の比率が高いNASDAQ総合
指数は史上最高値の更新が続いており
期待先行の株高が続いています。

FOMC後の反動安には注意が必要です。

【資金の流れ】
バリュー株 ⇒ 半導体関連株
円 ⇒ 米ドル

日銀の追加利上げ時期と住宅ローンへの影響

【解説】

債券市場では日銀による追加利上げの
決定時期がいつになるか関心が高まっ
ています。

現在は円相場も緩やかな動きとなって
いるため12月は見送るとの予想が多く
なっており、来年1月に実施されると
予想されています。

 

【ポイント】

ただ利上げが12月でも1月でも一般の
人々への影響はあまり変わりません。

例えば住宅ローンの変動金利型におい
てはどちらであってもローン適用金利
が決まるのは25年4月となり、実際の
適用は7月からで変わりません。

 

【今後の影響】

今後の政策金利動向については、25年
末0.75%、26年末1.0%との予想が多く
なっており、そこで一旦の打ち止めに
なると見られています。

ただ経済や物価情勢次第でこの見通し
は変わってくるため、過信は禁物です。

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本資料は資産運用の参考となる知識構築を目的と
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