ハリス買い・トランプ売りのトレードが流行!?…米大統領選を見据え

お金のコラム

こんにちは。

日々変化する経済の動向。

資産の運用や管理などにも少しでも
役立ててほしいと思い、お金のミニ
コラムをお届けします。

 

ハリス買い・トランプ売りの
トレードが流行!?

…米大統領選を見据え

今年最大の注目イベントとも言える
米国大統領選までおよそ1か月となり
ました。

現在はハリス氏がやや優勢とされて
おり株式市場でも関連銘柄に買いが
集まっています。

今後の注目点について整理しました。

【ハリス氏がやや優勢か…】

9月10日に行われたテレビ討論会では、
ハリス氏が具体的な政策や数字などを
交えて論理的に視聴者の共感を誘う話
し方をした点で評価される一方、

トランプ氏は個人攻撃や事実と異なる
内容を主張したことで評価 を下げまし
た。

また人気歌手のテイラー・スウィフト
さんがハリス氏を支持したことも話題
となり若者層の票獲得に繋がりそうで
す。

これらのことも踏まえ、25日時点の世
論調査ではハリス氏の支持率は49.1%
トランプ氏の47.1%を2.0%上回って
いる状況です。

株式市場でもハリス氏優勢を織り込む
動きが顕著です。

【ハリス氏関連銘柄が上昇…】

米ゴールドマンサックスが作った民
主党の政策実現で恩恵を受ける銘柄
からなる民主党指数はこの2週間で
9%高となっており、7%高の共和党
指数を上回ります。

ハリス氏関連株では太陽光関連やEV
関連といったクリーンエネルギー銘柄
住宅銘柄が買われており大幅高と
なっています。

ただ日本の市場関係者にはトラ ンプ
氏推しも多く、トランプ氏なら一夜
でウクライナ戦争を終結させる2度
目の大統領だから前回のような失敗は
しないなどの声も挙がっています。

いずれにしろ、残り1か月は目が離せ
ない状況が続きそうです。

先週の株式&為替相場(前週末比)

日経平均:39,829円(+2,106円)

ドル円:142.80円

NYダウ:42,313.00㌦(+250㌦)

先週の日経平均株価

先週は大幅上昇となりました。

39,000円台回復は7月末以来、
約2か月ぶりとな ります。

米ハイテク株高を追い風に半導体
関連株が買われました。

また週末には自民党総裁選で株式
市場にとってプラス材料となる高
市氏の勝利を見越した買いも入り
底値を押し上げました。

⇒日本株市場の引け後(15時以降)
に決選投票にて石破氏が新総裁
選ばれたことで、週明け
は上記期
待感で買われた分の反動売りが強
まりそうです。

為替市場では総裁選の結果判明後
日銀も追加利上げに動きやすくな
るとの思惑で146円→142円と急激
に円高進行しました。

【資金の流れ】
ディフェンシブ株 ⇒ ハイテク株
米ドル ⇒ 円

金融市場では「石破ショック」が
危惧されるも影響は一時的?

【解説】

日銀の利上げに反対の姿勢を鮮明
にしていた高市氏の勝利を先読み
し、金融市場では高市トレード
呼ばれる日本株買いが増えていま
した。

ただ石破氏勝利が確定し、失望売
りによる石破ショックが危惧され
ています。

 

【ポイント】

石破氏は総裁選後の記者会見で
しい資本主義をさらに加速させる
と述べ、経済政策では岸田路線を
継承する考えを強調しました。

資産運用立国実現プラン(貯蓄か
投資へ)など成長戦略も引き継

がれる見通しです。

 

【今後の影響】

上記のことからも金融市場の混乱は
一時的なものになると見られ、早い
段階で落ち着きを取り戻すことが予
想されています。

また石破氏は弱者救済、格差縮小と
いった志向が強く企業や富裕層への
増税も予想されます。

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本資料は資産運用の参考となる知識構築を目的と
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