店舗付き住宅を建てる時の注意点

住宅購入

こんにちは。
ファイナンシャルプランナーの
白都良洋です。

最近は朝晩が寒いと感じるように
なってきましたね。

日中との寒暖差が激しいため体調を
崩している方が多い傾向です。

インフルエンザも流行していると
耳にします。

くれぐれも体調には気を付けて
ください。

 

今回は店舗付き住宅を検討している
相談者のお話をしたいと思います。

店舗付き住宅とは、カフェや美容院等
住宅の一部を店舗にする建物の事です。

店舗付き住宅のメリットデメリット

メリットとしては、

・賃料がかからない

・通勤時間や通勤費などかからない

・建築費(店舗部分)を経費計上が
できる

・店舗部分を貸して、家賃収入を
得られる

 

デメリットとしては、

・建築費が高くなることがある

・店舗付き住宅を売却する際、
売りにくい

・店舗部分に入居者が入らない場合、
家賃を得られない

 

などなど、上記のようなことが
考えられます。

ライフプランは問題なし。だけど…

今回の相談者さんは、奥様が美容師と
して働いていて、マイホームの一部を
店舗にして自宅で営むことを検討
しているとのことでした。

子育て中の奥様が店舗付き住宅を
メリットとして考えたのが、

自宅で仕事をしていればお子さんを
学童等に預ける事なく育児ができる
ことでした。

とても子ども思いな奥様ですよね。

そんな良いご夫婦のために、
しっかりと相談に乗りたいと
思いました。

ライフプランを実施し、
予算も問題無し。

ローン返済も問題なくできる
事を伝え、ご夫婦ともに安心して
もらいました。

ですが、店舗付き住宅に関しては、
銀行から借入をする際は気を付け
なくてはいけません。

 

検討している建築会社の営業マンから

「店舗部分も金利が低い住宅ローンに
含めることができるので安心して
下さい」と、説明をされたそうです。

その営業マンの言ったことを
信じても大丈夫でしょうか?

住宅ローンは、住宅としての家に
貸し出すお金になります。

「住宅以外はお金を貸してくれない」
が、正しいです。

ご夫婦に伝えると
「えっ!!!そうなんですか!?」と
仰っていました。

住宅ローンは住宅のみ適用

店舗に関しては事業用のローンに
なるので、借入期間も10年や15年と
借入期間が短くなります。

金利も住宅金利と違い高くなります

借入する際は金融機関に確認を
することをおススメします。

もし店舗付き住宅を検討している
ことを銀行担当者に言わず、

後から発覚してしまった場合、
ローンの組めなかったり資金
繰りに困る事があるかもしれ
ません。

そうなってしまったときに、
建築会社の営業マンは責任を
取ってくれるのでしょうか?

営業マンが言うから安心とは思わず、
ご自身でも調べたり確認する事が
大切になります。

マイホームは、一生に一度の
買い物と聞くことが多いと思います。

一生に一度の買い物で後悔を
しないようにしてください。

このご夫婦のように検討している方が
いましたら、ご相談ください。

どのように借り入れをすればいいか、
最適な方法をお伝えいたします。

おうちの買い方相談室
名古屋西店

ファイナンシャルプランナー
(FP)

白都 良洋