よりお金を使うようになった訪日外国人旅行者
コロナ禍で大打撃を受けた観光業
ですが、ようやく回復の兆しが
見えてきました(^-^)
3月13日からはマスク着用も
個人の判断に委ねられる方針に
なりましたね。
観光業や小売業にも影響が
ありそうです。
目次
よりお金を使うようになった
外国人旅行者
【解説】
昨年10月の水際対策緩和以降、
海外からの旅行客が急速に戻って
います。
訪日外客数は2019年比で-44.3%と
コロナ前の半分以上の水準まで
回復しています。
2024年2月ごろにはコロナ前の
水準を取り戻す見通しです。
【ポイント】
観光庁は訪日外客の消費額を
コロナ前よりも増加させる
高付加価値化を掲げています。
これによりコロナ前は15.9万円
だった一人当たり消費額は
現在21.2万円となっており、
インバウンド需要が底上げ
されています。
【今後の影響】
上記から訪日外客数がコロナ前の
水準に戻るより早く、来年には
インバウンド需要がコロナ前の
4.8兆円を超えて5兆円に届く見通し
です。
観光業や小売業にとっては
再び大きなプラス効果をもたらすため
注目されています。
先週の振り返り
先週の株式&為替相場(前週末比)
日経平均:27,453円(-60円)
ドル円:136.41円
NY株式:32,816.92㌦(-1,010㌦)
先週の日経平均株価
先週は下落となったものの底堅い動き
でした。
週前半は米国株の下落に引っ張られて
売られましたが、週末に日銀新総裁の
植田さんが金融緩和(=株式にとって
プラス)を継続する発言をしたことで
安心感が広がり上昇に転じました。
金融緩和は当面維持される見通し
です。
⇒米国株は週間ベースで
4週連続のマイナス、
昨年12月中旬以来2か月ぶりの
安値を付けました。
直近の様々な経済指標が総じて
市場予想よりも高くインフレが
収まっていないことから、
FRB (日本で言う日銀)が利上げ幅を
0.5%に再拡大するのではとの見方が
広がっています。
【資金の流れ】
ハイテク株 ⇒ 海運株 円 ⇒ 米ドル
存在感を増す中国と
世界経済のリスク!?
…ウクライナ侵攻から1年
2月24日でロシアによるウクライナ
軍事侵攻から1年となりました。
いまだ収束の兆しも見えないなか
主要7か国(G7)首脳は会議を開き
対ロ追加制裁を実施する考えを
打ち出しました。
今後の行方は?
中国の動向に注目が集まる
今回のG7による声明文で対ロ追加制裁
以上に注目されたのは
「第三国にはロシアの戦争への
物的支援を停止しなければ深刻な
コストに直面する」とし、
名指しは避けながらもロシアに対する
軍事品の提供を検討している中国を
牽制したことです。
当初から中国がロシアを経済面から
そして軍事面から積極的に支援するか
どうかが注目されており、
この点から中国が陰の主役でも
ありました。
ここにきて中国の存在感が
にわかに高まっています。
実際に中国企業がロシア軍に
戦闘無人機(ドローン)を売却したとの
報道も伝わっています。
ロシアの10倍の影響が…
仮に中国がロシアを軍事支援する事に
なれば、中国と米国および他の先進国
との対立は決定的になります。
ウクライナ戦争が米国VS中国の
代理戦争の様相に発展すれば、
それはアジア地域にも飛び火し
世界の安全保障環境を揺るがします。
また対ロシア制裁はエネルギー価格の
高騰をもたらし、世界経済に大きな
打撃を与えましたが、
中国の経済規模はロシアの10倍に
及ぶため、もし中国に対する
経済制裁が行われた場合、
その影響は格段に甚大となります。
中国が存在感を高めている現状は、
世界経済のリスクが高まっていると
言えます。
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