住宅ローンの審査に落ちた!ナゼ!?

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こんにちは(^^♪
おうちの買い方相談室名古屋西店の岩本です。
8月があっという間に終わり、9月に突中しました。早いですね…。

今日のテーマは住宅ローン審査です。

住宅ローンを借りるためには銀行の審査を必ず受けなければいけません。
そしてその審査に通らなければ住宅ローンを借りることができないので、
審査はとても重要です。

銀行の審査は主に2回あります(2段階に分けられます)。

一回目の審査のことを「事前審査」、
二回目の審査のことを「本審査」、

と呼んでいます。

「事前審査」は仮審査とも呼ばれ、簡易的な審査内容になっています。
いくらくらい借りれるかの目途をつけるために実施します。

「本審査」は、本申込とも呼ばれ、住宅計画がある程度具体的になった
段階で実施するのが一般的です。

この一回目の「事前審査」が通ったのに、なぜか本審査は通らなかった!
というケースが時々あります。

こうなった場合、実際に住宅ローンは借りることができません。
では、そんなことが起きるのはどのような場合でしょうか?

その1 事前審査の申告内容と、本審査の申告内容が違う

住宅ローンを借りる人の収入がどれだけあるか?の確認を、
事前審査の段階では源泉徴収票で確認します。
(この源泉徴収票はお勤めの会社が作成しています)

本審査時にはこの収入の確認を、源泉徴収票と併せて
納税証明書でも確認をします。
納税証明書とは、市区町村役場などで取得する書面で、
収入の公的な証明として利用できます。

この源泉徴収票の数字と納税証明書の数字は一致して
いないといけません。

本人が得た収入な訳ですから当然ですね。

これが何らかの原因で一致しない場合、本審査が通らない
場合があります。

事前審査のときに源泉徴収票で確認できる収入では通った
のに、本審査で納税証明書を確認したら通らなかったと
なり得るということです。

実際にはめったにないのですが、心配な方は、事前審査の段階
で納税証明書を取得して確認してみると良いですね。

その2 健康状態に問題がある

住宅ローンは原則、「団体信用生命保険」の加入が義務付け
られており、住宅ローンを借りるための(ほぼ)必須条件です。
(例外あり)

団体信用生命保険とは、
住宅ローンを借りた人が返済途中で死亡した場合、住宅ローン
の残高がゼロになり、家族には住宅ローンが残らないという
言わば住宅ローン保険のことを指します。

この団体信用生命保険に加入するためには「告知」と言って、
加入者本人の健康状態を申告しなければいけません。

その告知はいつするか?というと、
事前審査の段階ではせず、本審査のときに実施します。

つまり、事前審査の段階では、団体信用生命保険に加入できるか?
のチェックは全くないということになります。

住宅ローン審査を受ける人が、何かしら健康状態に問題を抱えて
いた場合、事前審査の段階では取り上げられなかった告知によって、
審査が通らないという展開になり得るということです。

たとえ、住宅ローン借入額に対してじゅうぶんな収入であったとしても、
健康上の理由からそのような事態になるケースも多々ありますので、

健康状態に不安を抱える方の場合は要注意です。

事前に解決策を準備しておくことが大切

計画が手遅れにならないように進めるためにも、そのあたりの解決策
をしっかりと準備して安心して住宅計画を進めたいですね(^^

おうちの買い方相談室名古屋西店では、そのような事態の対処方法も
すべて無料アドバイスしています。
ご不安な方は是非お気軽にご相談ください。

おうちの買い方相談室 名古屋西店 岩本貴久