住宅購入のタイミングで生命保険は見直すべき!?
こんにちは(^^♪
おうちの買い方相談室名古屋西店の岩本です。
オミクロン株、脅威ですね。
愛知県も一日の感染者数がなんと5000人を突破してしまいました。
オミクロン株は重症化しないなどの情報もありこれまでの危機感とは何となく違う雰囲気ではあるうですが、
油断は禁物ですね。皆さんも気をつけましょう。
さて。今日のテーマは「住宅購入のタイミングで生命保険の見直しは必要かどうか?」
です。
住宅購入という人生の大きな節目において、生命保険の保障を見直す必要はあるのでしょうか?
先に結論をお伝えすると、これはほとんどのケースで「YES」です。
何故かと言うと…
多くのケースで、今現在加入している生命保険の内容は住宅購入を具体的に想定した内容になっていないからです。
ある程度想定している場合もありますが
それであっても、住宅ローンの借入額がいくらか?など具体的に想定していることは稀でしょう。
これまで加入していた保険を全て見直す必要はありませんが、
住宅購入を機に、それ以降に必要な保障内容に見直すことをおすすめします。
大きなチェックポイントでいくと、住宅ローンに付帯されている団体信用生命保険です。
これは、住宅ローンを借りた人が返済途中に万が一亡くなってしまった場合、その時点で住宅ローンの残高が消滅する、いわば住宅ローン保険です。
そもそも生命保険の目的は家族の生活を守ること。
残された家族の生活費を準備することが目的です。
その生活費の内訳を確認してみると、大部分を住居費が占めています。
住居費とは、
賃貸生活の場合は主に家賃、
持ち家の場合は主に住宅ローン、
です。
仮に、稼ぎ頭のお父さんが死亡してしまったとすると、
賃貸生活をしていた家族は、それ以降も当然家賃を支払っていかなければいけませんが、
住宅ローンは団体信用生命保険のおかげで住宅ローンの支払いが不要になります。
その違いだけでも、お父さんの身にもしものときがあった場合の生命保険の金額や内容は違ってくるはずです。
また、就業不能に対する備えも賃貸での生活と持ち家の生活とでは考え方が違ってきます。
先の団体信用生命保険が利用できるのは、あくまでも「死亡」の場合(厳密にいうと死亡もしくは高度障害)です。
例えば寝たきりの状態が長期に渡って続くなどの状態になると、
当然お仕事を続けることが困難な状態に陥ることになってしまいます。
そうなるとお給料がもらえなくなります。
その場合、一般的にサラリーマンの方たちは傷病手当金という支援を受けることができますが、
その支援も金額が限定的でありかつ期間も1年半という期限付きです。
住宅ローンの団体信用生命保険は死亡もしくは高度障害という場合が生じたときには活用できますが、それ以外では適用されません。
つまり毎月の住宅ローンの返済から免れることはできません。
お給料が減る、もしくはなくなる状態で住宅ローンだけが残るという
想像しただけで恐ろしい状態になってしまいます。
最近の団体信用生命保険は、がん団信や三大疾病団信、中には八大疾病団信など、団体信用生命保険の守備範囲が広いものも出てきました。
これらは、どのような内容かをしっかりと確認する必要がありますが、多くの場合条件が決して良いとは言えません。
働けなくなった場合に役に立つかどうか微妙、かなり限定的です。
以上のように、万が一住宅ローンの返済途中で働けない状態が続き、お給料が途絶えてしまった場合、
住宅ローンの返済は困難になります。
このような事態を防ぐためにも、住宅購入後は、就業不能に対するリスクにも備えられるような保険を検討するとよいでしょう。
もちろん、就業不能に対するリスクは賃貸の生活であっても存在します。
ただ、賃貸の生活の場合は、そのような状態から回避するために他にも手段を検討することができますが、
持ち家の場合、住宅ローンの返済は待ったなしです。
最悪の事態を免れるためにもしっかりと検討してください。
住宅購入は、家が建ったときがゴールではありません。
むしろ新居での新しい生活が始まるわけですから、そこからが新しい家族の生活のスタートと言えるでしょう。
念願のマイホームで安心して生活を送るためにも、万が一に備える保険の見直しは、事前にしっかりとチェックしましょう。
おうちの買い方相談室は、住宅相談と同時進行で、住宅購入後の生命保険の見直しもしっかりとアドバイスしています。
ご興味のある方は是非ご相談下さい。
おうちの買い方相談室名古屋西店 岩本貴久