ライフプラン事例 その②
こんにちは。ファイナンシャルプランナーの白都良洋です。
コロナの状況も安心できない日々が続きますね。早く終息して、気にせずお出掛けをしたいですね(T_T)
今回は実際相談内容を紹介したいと思います。
ご主人 24歳 年収500万
奥様 24歳 専業主婦(将来は働く予定)
長男 3歳
長女 0歳
事前前の事前情報では土地からの購入で、注文住宅を検討している方とのこと。
面談当日、会いした時の印象は、めちゃ若い!!!と感じ、話す口調も若い。
話が合うのか?ちゃんと話を聞いてくれるのか?と、不安を感じながらも面談が始まりました。
まずご夫婦のお家に求めることをお聞きしました。
ご主人「全くこだわりがない。強いて言うなら広い土地が良い」
奥様 「シックでモノトーンの家にしたいです」
私 「かなりざっくりしていますね(笑)。では、予算をどのくらいで考えていますか?」
奥様 「4000万~4500万位ですかねぇ?」
ご主人「その金額でも、なんとかなると思います」
私 「その予算はどこかで聞きましたか?」
奥様「先日、ハウスメーカーの営業さんに年収をお伝えしたら、「そのぐらいは大丈夫ですね。」と、言われました。
その話を聞いて私はとても不安になりました。
そんな簡単に住宅ローンを組んでしまって大丈夫なのかと。
とても怖いことだと思います。
私はライフプランを通して、皆様によりよい生活を送っていただきたいことを常に考えながらお話をしています。
住宅ローンを組んで、お子さんの教育資金を準備し、しっかりと老後にお金が貯まるように考えていかないといけません。
なぜなら、一つでも失敗をしてしまうと、今度取り返しのつかない事になってしまうからです。
なぜライフプランをするのか?なぜライフプランをしないといけないのか?と、しっかりご夫婦にお話をし必要性をわかっていただけました。
まずライフプランを作成する前に、ご夫婦の生活費などの支出や、収入をヒヤリングシートに記入していただきます。
お子さんの教育資金のヒヤリングをしている時に、
ご主人 「大学なんて行かせなくていいでしょ!!!俺は高校を中退しているので、行く意味がわからない!!!」
私 「なるほど、確かにご主人の年齢で年収500万稼いでいる方は少ないと思います。
それなりの学歴があっても稼ぐ力が無い方、学歴が無くても稼ぐ力がある方がいらっしゃいます。そう考えるとご主人は稼ぐ力があるので素晴らしいと思いますよ!!!次に奥様の考えを教えてもらえますか?」
奥様 「子どもが望むのであれば、大学や短大や専門に行かせてやりたい」
私 「なるほど。意見が分かれましたね」
こんな時どうするかというと、お金がかかる方で進めていきます。
なぜなら、もし進学をしなかった場合は支出が減るからです。
その他に奨学金を借りるのか借りないのかなどヒヤリングしていきます。
その後順調にヒヤリングをし、終盤の質問で多くの方がつまずくところがあります。
それは退職金の金額です。
多くの方は将来受け取れる退職金金額を知りません。ちゃんと確認をするべきだと思います。退職金が勝手に減額されることはないですが、もし減額されても金額を把握していなければ気づきません。
ご主人には確認方法をお伝えし、後日連絡をもらうことになりました。
その他にも生活費や支払保険料額など、後日連絡をもらうことに。
家計簿などつけていないと、支出がどれほどあるのかわからないと思います。
多くの方はすぐに答えられるものではないのでと、お伝えしています。
ライフプランをやってみたいけど、支出などがわからないから抵抗がある方や、怒られたらどうしようと思っている方がいましたら、ご安心ください。
支出がわからなくても構いません。怒ったりもしないので安心してください!!!
一緒に考えていきましょう。
続きは次回に・・・